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仮想通貨とNFTのホワイトリスト、NFT Mint(ミント)とは

2022年5月17日

素朴な疑問
・ホワイトリストって、NFTをお得に手に入れられるの?
・そもそもホワイトリストって何なの?

こんにちは、スメルジャコフです。

仮想通貨やNFTに興味がある方なら、一度は聞いたことがある ホワイトリストという言葉。そんな私も仮想通貨やNFTをお得に手に入れられるリストらしいよ、ぐらいな知識しか持ち合わせていませんでした。

そこでホワイトリストについて、いろいろと調査してみました。その結果、大前提として 「仮想通貨」と「NFT」のホワイトリストは全くの別物であることがわかりました。

本記事のまとめ
①仮想通貨ホワイトリスト
→金融庁に登録した仮想通貨取引所が扱う仮想通貨リスト
②NFTホワイトリスト
→NFTを優先的に安く購入できるリスト
③NFT Mint(ミント)
→NFTを新たに作成、出品すること

以上について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。ホワイトリストについて理解が深まると、 お気に入りのNFTや将来性が期待できるNFTに出会える(手に入れられる)可能性が高まります。

また、ホワイトリストをうまく利用すると 仮想通貨やNFTの売買益で収益を上げることができます。少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

本記事の信頼性
①2021年12月~仮想通貨取引開始
②ビットコイン、イーサリアム運用中
③NFT購入経験あり

①仮想通貨ホワイトリスト

仮想通貨ホワイトリストとは、 金融庁に登録した仮想通貨取引所が扱う仮想通貨リストのことです。

2022年8月現在、世の中に仮想通貨は5,000種類以上存在しているといわれています。 国内仮想通貨取引所で扱っている仮想通貨のうちの53種類が登録されています。これが仮想通貨ホワイトリストです。

仮想通貨概要説明書 引用元:JVCEA

仮想通貨ホワイトリストに入る条件

金融庁の認可基準にあてはまること

金融庁の認可基準

①利用者保護措置方法
→顧客との適切な取引を行うために取引所が定めている基準のこと
②秘密鍵の管理方法
→適切な管理方法によって秘密鍵が保管されていること
③マネーロンダリング及びテロ資金供与対策
→マネーロンダリングやテロ資金を提供しないこと

仮想通貨ホワイトリストのおすすめ銘柄(6つ)

仮想通貨ホワイトリスト53種類の中でも、特におすすめの銘柄が6つあります。仮想通貨として比較的有名であり、取引量があり、将来性がある(と見込まれている)などがおすすめの理由です。

仮想通貨を購入するためには、仮想通貨取引所で口座開設する必要があります。口座開設するなら以下の国内仮想通貨取引所がおすすめです。
仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)の口座開設方法
仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設方法
仮想通貨取引所Huobi Japan(フォビジャパン)の口座開設方法

仮想通貨ホワイトリストの特徴

①一定の審査を経ているため、他の仮想通貨よりも安全性や信頼性が高い
②金融庁が安全性や信頼性を直接保証しているわけではない
③価値が上がることを保証しているわけではない

つまり、ホワイトリスト入りしている仮想通貨は、 無数にある仮想通貨の中では安全性と信頼性が高いために、仮想通貨知識や経験をこれから積んでいく初心者にとっての一定の指針となります。

ただし金融庁が特別に保証しているわけではなく、誰も価値が上がるかどうかはわかりません。全ては自己責任で運用していきましょう(リスクマネジメントとして、長期運用をおすすめします)。あくまで仮想通貨購入の際の判断基準として利用しましょう。

②NFTホワイトリスト

NFTホワイトリストとは、NFTを優先的に安く購入できるリストであり、具体的には AirdropやIEO、IDOなどへ参加した人の登録リストのことです。

AirdropやIEO、IDOの場合、プレセールの前に「ホワイトリストに登録してください」とユーザーにアナウンスされ、 指定日までに登録した人だけにお得な価格でトークンが購入できる権利を付与されます。

※IEOとは「Initial Exchange Offering」の略で、 仮想通貨取引所のプレセールのこと
※IDOとは「Initial DEX Offering」の略で、 DEX(分散型取引所)のプレセールのこと

NFTホワイトリストのメリット

①確実に安くトークンを購入できる
→NFTは一般販売直後に価格が高騰する傾向があるため、売買益が出しやすい
②ガス代戦争に巻き込まれない
→特に人気NFTは購入希望者が殺到するため、ガス代が高騰する傾向が強い

このようなメリットがあるため プレセール情報を見つけたらすぐに内容を確認し、登録を済ませることをおすすめします。ただし、ホワイトリスト登録には上限枠がある(登録しても抽選方式などがある)ため、必ずプレセールでトークンを買えるとは限らないことに注意しましょう。

NFTホワイトリストの入手方法

①NFTを購入する
→NFTホルダー限定のホワイトリスト配布がある
②Twitter(ツイッター)に参加する
→ホワイトリスト配布イベントに参加(いいね、リツイートなど)する
③NFTプロジェクトのDiscordに参加する
発言する→Discord(コミュニティアプリ)で多く発言をして、Discord内のレベルを上げる(認知してもらう)
勧誘する→Twitter(ツイッター)などのSNSを使って、所定の人数をプロジェクトのDiscordに参加させる
参加する→Discord内のゲームやAMAなどに積極的に参加する

Discordとは ボイスチャットサービス(テキストチャット含む)のこと。1対1でも複数でも大人数でも対応しているコミュニティアプリで、特にゲーム実況などで重宝されています。

NFTを購入するには、いくつかの手順を踏む必要があります。詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【初心者向け】NFTアートの仕組みやメリット、デメリットについて
NFTを購入したり売買するまでのロードマップ【完全初心者向け】

NFTホワイトリストの一次参加

NFTの販売に参加すること(一次参加すること)で、ホワイトリストの取得やMintの取得ができる

一次参加でホワイトリストを取得できる理由
①希少性の確保
→NFTの希少性を確保するため、リリースする作品数に上限を設けることが多い。10000、8888、5000などのキリ番、あるいはそれ以下とする傾向がある。
②特定のイベント開催
→ホワイトリストユーザーが最初にアクセスできるように、特定のイベントを通じて一定数の作品を予約する傾向がある。
③コミュニティの形成
→登録抽選、リツイート抽選、Discord招待コンペ、Discordチャットアップグレード、アート制作などのイベントで市場の関心を集める傾向がある。
④トレンドに乗る
→トレンドのプロジェクトであればあるほど、多くの人がホワイトリストのスポットをつかもうとする傾向がある。

ホワイトリストスポットは、 他のイベントやプログラムよりもはるかにアクセスしにくいことが多い。

初心者にとっては、ホワイトリストは最も安全なNFT参加モデルですが、紹介制の競争によってホワイトリストのスポットを提供しようとする 粗悪な模倣プロジェクトが常に存在することに注意しましょう。

【NFT初心者必見】詐欺を回避するための3箇条

①ウォレットの正しい利用
②NFT販売者の公式情報
③ホワイトリスト当選連絡

①ウォレットの正しい利用

ウォレット利用時は、以下の3つのルールを守ること

①ウォレットの公式サイトが、絶対に公式サイトであることを確認
→偽サイトが横行しているため
②ウォレットの秘密鍵、リカバリーフレーズを絶対に誰にも教えない
→通常、他人に教えるものではないため
③リカバリーフレーズが漏洩しない工夫をする
→自分だけがわかるように保管する

MetaMask(メタマスク)について知りたい方は、以下の記事をどうぞ
ウェブウォレットMetaMask(メタマスク)の始め方【初心者向け】

②NFT販売者の公式情報

NFT販売者の公式情報を事前に確認しましょう。NFTマーケットプレイスで購入する場合、作成者や最初の販売者情報がブロックチェーンに刻まれています。よって、事前に確認することができるため、 公式販売者が販売していることを確認しましょう。

③ホワイトリスト当選連絡

DiscordやTwitterのDMで当選連絡が来た場合、 ほぼ100%詐欺だと思って疑いましょう。詐欺だった場合、あなたの個人情報を抜き取られる可能性があります。必ず、公式サイトのURLであることを何度も確認しましょう。用心するにこしたことはありません。

③NFT Mint

NFT Mintとは、 NFTを新たに作成、出品することです。

①NFTにおけるMint(ミント)とは スマートコントラクトを使って、NFTを新たに作成・出品すること
②スマートコントラクトとは、 ブロックチェーン上で、契約内容を自動で実行する仕組みのこと
※NFT Mintは鋳造(Minting)をイメージすると理解しやすい

NFT Mintの出品

無料でNFT Mintを行えるNFTマーケットプレイスがあります。

おすすめNFTマーケットプレイス3選
①OpenSea(オープンシー)
②Rarible(ラリブル)
③SuperRare(スーパーレア)
※特にOpenSea(オープンシー)では、NFTを発行する際の手数料がかかりません。

まとめ

ホワイトリストとは
①仮想通貨ホワイトリスト
→金融庁に登録した仮想通貨取引所が扱う仮想通貨リスト
②NFTホワイトリスト
→NFTを優先的に安く購入できるリスト
③NFT Mint(ミント)
→NFTを新たに作成、出品すること

NFTホワイトリストの入手方法
①NFTを購入する
→NFTホルダー限定のホワイトリスト配布がある
②Twitter(ツイッター)に参加する
→ホワイトリスト配布イベントに参加(いいね、リツイートなど)する
③NFTプロジェクトのDiscordに参加する
発言する→Discord(コミュニティアプリ)で多く発言をして、Discord内のレベルを上げる(認知してもらう)
勧誘する→Twitter(ツイッター)などのSNSを使って、所定の人数をプロジェクトのDiscordに参加させる
参加する→Discord内のゲームやAMAなどに積極的に参加する

仮想通貨やNFTのホワイトリスト、NFT Mintについてわかりましたか。NFTを欲しいときにすぐ手に入れられるよう、事前準備をしておきましょう。
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