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【仮想通貨銘柄】Litecoin(ライトコイン)の特徴と時価総額、将来性

2022年7月10日

素朴な疑問
・仮想通貨を買ってみたいんだけど、何を買えばいいの?
・どうせ買うなら将来性が期待できるものが欲しい

こんにちは、スメルジャコフです。

仮想通貨を売買するにあたって、どの仮想通貨を購入すればよいか迷いますよね。現在、5,000種類以上もある仮想通貨(世界中で増えては消えていっている)の中でどれを買えば良いのか、ある程度の基準を持つことは重要です。どの商品もそうですが、この部分は譲れない、この機能があるから買う、みたいなことってありますよね。今回は、仮想通貨の中でも結構メジャーで、将来性も期待できそうなLitecoin(ライトコイン)について解説します。

Litecoin(ライトコイン)とは

Litecoin(ライトコイン)は、2011年にGoogleの元エンジニアであるチャーリー・リー氏によって開発されました。仮想通貨の基軸通貨とも言われているBitcoin(ビットコイン)と同様に、10年以上の長期間にわたって高い人気を維持しています。

Litecoin(ライトコイン)が開発された経緯として有名なのが、 Bitcoin(ビットコイン)が抱えていた問題(取引数の急増に伴う処理速度の遅延、手数料の高騰)を解決する目的ということです。

つまり、Bitcoin(ビットコイン)が価値の保存手段として利用されるのに対して、Litecoin(ライトコイン)は決済手段として利用される仮想通貨である、とも言えます。そのため、取引の高速化や決済する上での必要となる機能追加などのアップデートを行っており、最近では新たなプラットフォームの形成に着手して「NFTの発行」「スマートコントラクトの作成」を可能にしています。

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Litecoin(ライトコイン)の特徴

①発行上限が決まっている
②素早いトランザクションの承認ができる
③専用ウォレットが複数ある

①発行上限が決まっている

Litecoin(ライトコイン)の発行上限は8400万枚と決められており、これはBitcoin(ビットコイン)の4倍の数量となっています。現在、6500万枚ほど発行されています。発行上限を設定している理由としては、 仮想通貨の希少性を担保して価値の下落を防ぐためと言われています。また、仮想通貨の発行枚数が少ないものは価格が上昇する可能性が高いとも言われており、将来性が期待できる要素の1つとも言えます。

②素早いトランザクションの承認ができる

Litecoin(ライトコイン)は素早いトランザクションの承認を実現するためにSegwit(セグウィット)を採用しています。Segwit(セグウィット)は、スケーラビリティ問題の解決策として使用される、取引情報をコンパクトに圧縮する技術の1つです。Bitcoin(ビットコイン)が1つのブロックを作成(取引の承認)するのに10分かかるのに対して、Litecoin(ライトコイン)は2分半で処理することができます。 取引の処理速度がBitcoin(ビットコイン)の4倍となることで、決済処理などの高速処理が必要な場面で使用することができます。

③専用ウォレットが複数ある

Litecoin(ライトコイン)には、「デスクトップウォレット」「ペーパーウォレット」の2つのウォレットがあります。

デスクトップウォレット(Litecoin Core)
Litecoin(ライトコイン)が公式に提供しているデスクトップウォレットです。PCにダウンロードして使用するタイプで、Mac、Windows、Linuxの3つのOSで使用できます。特徴としては、ダウンロードしてもアプリを開かなければインターネット接続をしないということ。通常のアプリは開いていなくてもインターネット接続をしていますが、Litecoin Coreはアプリを開かなければインターネット接続しないので、 ハッキングのリスク軽減になります。

ペーパーウォレット
こちらもLitecoin(ライトコイン)が公式に提供しているサイトからダウンロードできます。「liteaddress.org」と検索することで、誰でも利用することができます。ペーパーウォレットに保存することで、 ハッキングのリスクはほぼゼロにすることができます。ただし、紙に情報を記載するので、保管には十分に気をつけましょう。

Litecoin(ライトコイン)の時価総額

仮想通貨は日々、価値の上昇と下落を繰り返しており、一般に投資と言われる分野においても値動きはかなり激しい通貨です。この特徴をボラティリティが高いとよく表現されています。Litecoin(ライトコイン)も例外ではなく、特に世論の影響やBitcoin(ビットコイン)の影響をもろに受けています。詳細な価格は仮想通貨取引所などのチャートを参考にしていただきたいのですが、ざっくりいって 仮想通貨時価総額ランキング4位であることはお伝え出来ます。

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Litecoin(ライトコイン)の将来性

①ミンブルウィンブルの統合開始
②決済手段としての普及促進
③2023年8月に半減期を予定

①ミンブルウィンブルの統合開始

Litecoin(ライトコイン)へのミンブルウィンブルの統合は、MWEB(ミンブルウィンブル・エクステンション・ブロック)として知られるミンブルウィンブル拡張ブロックによって行われ、 ネットワークのユーザーが機密取引を選択することができるようになります。このアップグレードによって日常の取引、従業員の給与支払い、さらには不動産購入にも使用できる通貨になる可能性が出てきました。

ミンブルウィンブルはプライバシーに重点を置いた分散型プロトコルで、その名前はハリー・ポッターで最初に有名になった呪文に由来しています。このプロトコルは、ユーザーが取引情報を隠すことができる機密保持機能を備えている。また、他のブロックチェーンが仮想通貨の使い勝手を向上させるためのフレームワークを提供しています。ユーザーは、自分でプライバシー機能のON/OFFを選択することができ、取引所側は必要なときだけ使用できる匿名性を解除する方法を準備しているとしています。

②決済手段としての普及促進

ミンブルウィンブルアップデートが進むことで、Litecoin(ライトコイン)はさらに決済手段として普及することが考えられます。さらにライトニングネットワークを導入したことにより、 従来の取引速度より高速かつ低料金で取引が行えるようになります。

ライトニングネットワークとは、ブロックチェーン外で取引をすることで速度向上や少額決済に対応するための送金方法の1つです。取引の最初と最後だけブロックチェーンに記録するため、記録自体はしっかり残るようになっています。決済手段として利用する人が増加することにより、Litecoin(ライトコイン)の注目度も上昇するのではないかと期待されています。

③2023年8月に半減期を予定

Litecoin(ライトコイン)には半減期があるため、長期にわたり価格が上昇していくことが考えられています。半減期とは、マイニングを行っているマイナーへの報酬額が減少するタイミングのこと。半減期によって実質的な影響を受けるのはマイナーですが、仮想通貨を保有している人にとっても値動きに変動が起こることで間接的な影響があります。半減期が起これば、 そのコインが流通する枚数が少なくなるために希少価値が高まるからです。

まとめ

Litecoin(ライトコイン)の特徴と時価総額、将来性について解説しました。仮想通貨の売買において、参考になったでしょうか?仮想通貨自体、まだまだ価値の上昇と下落を繰り返していくものと思われますが、投資の対象としてはとても魅力的なものです。

もし、Litecoin(ライトコイン)含め、仮想通貨を売買してみたいと思った方は、まずは仮想通貨取引所に口座開設しましょう。口座開設は無料でサクッとできます。特におすすめは、仮想通貨取引所コインチェックとビットフライヤーです。国内大手の仮想通貨取引所であり、主要な仮想通貨を取り扱っており、セキュリティ対策が施されているからです。
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