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【NFTマーケットプレイス】OpenSea(オープンシー)とは

2022年1月20日

素朴な疑問
・NFTを購入するにはどうすればいいの
・NFTマーケットプレイスのおすすめを知りたい

こんにちは、スメルジャコフです。

NFTについて調べていくと、NFTを実際に所有したくなります。では、NFTはどこで購入することができるのか。結論を申し上げますと、 NFTマーケットプレイスでNFTを購入することができます。

本記事のまとめ
①NFTマーケットプレイスについて理解できる
②その中で最大手のOpenSeaを知ることができる

今回は、NFTマーケットプレイスの中で世界最大級のOpenSea(オープンシー)について説明します。NFTマーケットプレイスはさまざまありますが、まずはここを抑えておくと理解しやすいと思います。初心者がNFTを購入するのにもハードルは低めです。

本記事の信頼性
①2021年12月~仮想通貨取引開始
②ビットコイン、イーサリアム運用中
③NFT購入経験あり

NFTマーケットプレイスとは

NFTマーケットプレイスとは、 NFTの一次販売と二次販売ができるプラットフォームのことです。

①一次販売とは、クリエイターと直接NFTを売買すること(NFTの売買)
②二次販売とは、そのNFTをユーザー同士で売買すること(NFTの転売)

つまり、あなたはNFTを購入することができ、購入したNFTを自ら販売することもできます。価値が上がりそうなNFTを購入し、価値が上がった段階で売却することによって 売却益を得ることもできます。

そもそもNFTとは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称であり、ブロックチェーン上で発行および取引がされているものです。NFTについては、以下の記事をどうぞ。

【NFTの基礎知識】初心者のための「NFTを購入する」までのロードマップ詳細版

OpenSeaとは

OpenSeaとは、イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン技術などを用いて発行されたNFTを、作成・出品・売買することができる世界最大級のNFTマーケットプレイスのことです。

OpenSeaは
①イーサリアム関連の仮想通貨やNFTを保管できるMetaMask(メタマスク)などのウォレットを接続して、アカウントを作成することによって無料で利用することができます
②アカウントを作成すれば誰でも簡単にNFTを出品・売買したり、画像・動画・オーディオ・3DモデルからNFTを作成・発行したりできます
③アカウントを作成するだけで、世界中のユーザーを相手にNFTを売買することができます
④NFTを取引する魅力的な場所として、世界中の人々に注目されています
⑤日本を含めた世界中の著名人・アーティスト・コレクターなどに利用されています

OpenSeaの特徴

①無料で利用することができる
②さまざまななNFTを出品、売買が可能
③誰でも無料でNFTを作成し発行できる
④複数のブロックチェーンに対応している
⑤ロイヤリティや販売方法の設定が簡単
⑥日本語対応している

①無料で利用することができる

OpenSeaは、MetaMask(メタマスク)などのウェブウォレットを持っていれば、誰でも自由に無料で利用することができます。MetaMaskのウォレットも無料で作成できるため、気軽にサービスを利用できます。MetaMask(メタマスク)については、以下の記事をどうぞ。

【仮想通貨の基礎知識】仮想通貨用ウェブウォレット MetaMask(メタマスク)

OpenSeaの登録に必要なのは

①メールアドレス
②パスワードの設定

登録完了後にメタマスクを接続すれば、MetaMaskのウォレットに保管されているNFTが自動的にアカウントに反映される仕組みとなっています。

②さまざまななNFTを出品、売買が可能

OpenSeaはさまざまなNFTを取り扱っています。

・Art(アート)
・Music(音楽)
・DomainNames(ドメイン名)
・VirtualWords(仮想単語)
・TraidingCards(トレーディングカード)
・Collectibles(コレクショングッズ)
・Sports(スポーツ関連アイテム)
・Utility(効用)

近年話題のデジタルアートやNFT化された音楽など、さまざまなものが販売されています。サイト内の検索窓にキーワードを入れて検索すれば、そのキーワードに関連するNFTだけを表示させることができますので便利です。

③誰でも無料でNFTを作成し発行できる

パソコンとMetaMaskなどのウェブウォレットを持っていれば、誰でも無料でNFTを作成・発行できます。NFTの作成方法も非常に簡単です。

NFT作成手順
手順①:NFT化したいイメージ、動画、オーディオ、3Dモデルなどのファイルをアップロードする
手順②:名前、URL、説明文などの必要事項を記入する

NFT作成の特徴
特徴①:NFT作成のページもシンプルなデザインでわかりやすい
特徴②:仮想通貨やブロックチェーンの基本的な知識があれば、気軽にNFTを発行できる

④複数のブロックチェーンに対応している

OpenSeaは、仮想通貨イーサリアムだけでなく、Klaytn(クレイトン)やPolygon(ポリゴン)などといった複数のブロックチェーンにも対応しています。対応するブロックチェーンが多いため、取り扱えるNFTの種類も非常に多いことがわかります。

今後も対応するブロックチェーンは増えていくことになると予想されています。また、ブロックチェーンが増えることで、より経済圏やマーケットが大きく広がるのではと期待されています。

⑤ロイヤリティや販売方法の設定が簡単

ロイヤリティやさまざまな販売方法の設定が比較的簡単にできます。

ロイヤリティとは
①新しい人にNFTが販売される(転売される)たびに、NFT発行者にフィー(報酬)が支払われる仕組み
②OpenSeaではデフォルトで10%のロイヤリティを設定できる

販売方式として以下の3つが用意されています。

①固定価格(定額での売り出し)
②オークション販売(イングリッシュオークション)
③オークション販売(ダッチオークション)

②イングリッシュオークションとは、最終的に最も高額の入札をした人が落札できるオークション形式
③ダッチオークションとは、初めに高めの価格を設定し、誰かが購入するまで価格を下げていくオークション形式

自分好みの方法で、NFTを販売することが可能です。また、二次販売された場合にNFT作成者に支払われる報酬を設定すれば、自分の作品が転売された場合に一定の割合の報酬を受け取ることもできます。

⑥日本語対応している

OpenSeaは日本語に対応しているので、初心者でも安心して取引できます。

OpenSeaを始めるためのロードマップ

手順①:仮想通貨取引所で口座開設する
手順②:仮想通貨取引所で仮想通貨(イーサリアム)を購入する
手順③:MetaMaskでウェブウォレットを作成する
手順④:仮想通貨(イーサリアム)をMetaMaskへ送金する
手順⑤:OpenSeaでアカウント作成する

OpenSeaでNFTを購入するには、ほとんどの場合イーサリアムが必要となります。イーサリアムは仮想通貨取引所で購入できます。

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