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ボラティリティ(変動)が大きい仮想通貨の投資運用【初心者向け】

2022年4月14日

こんにちは、スメルジャコフです。

2010年に仮想通貨取引所が誕生してわずか数年で世界各国で取引所が次々と作られ、仮想通貨を個人でも取引できるようになっていきました。そして、2016年ごろから仮想通貨の価格が右肩上がりで上昇し始め、2017年には一気に価格が高騰し世間の関心を集めるようになりました(いわゆる 仮想通貨バブルです)。

それ以降、仮想通貨を本格的な投資対象と見る動きが活発化してきました。2022年現在、仮想通貨はバブル後で価格を下げていますが、どこで下げ止まるかは誰もわかりません。

仮想通貨は本当に投資に向いているのでしょうか。今回は仮想通貨の投資運用に関してまとめてみました。

仮想通貨に投資するメリット

①ボラティリティが高い
②いつでもどこでも即座に送金可能
③24時間365日取引可能
④比較的少額からの投資が可能

仮想通貨は投資の代表格(株式投資)と比較して、運用の仕方や方法が柔軟です。これは大きなメリットであるといえます。このような面から、初心者向けであるともいえます。

仮想通貨に投資するデメリット

①ボラティリティが高い
②価格の保証がない
③ハッキングのリスクが高い
④決済に使える店舗が少ない

ボラティリティ(Volatility)とは、価格変動の度合いを示す単語です。 ボラティリティが高い=価格変動が大きいという認識でOKです。

つまり、大きな利益が見込める一方、価格の暴落などによる大きな損失が伴うということです。ですから、メリットでもありデメリットでもあるわけです。一見、仮想通貨がハイリスクハイリターンであるようにも見えます。

仮想通貨の入手方法は3つ

①仮想通貨取引所で購入する
②キャンペーン(例えばAir Drop)などで手に入れる
③マイニングの報酬として受け取る

②キャンペーンと③マイニングは、仮想通貨を手に入れる方法の1つですが、ハードルは高いです(それ相応の知識と設備が必要です)。仮想通貨を手に入れるなら、仮想通貨取引所で購入するのをおすすめします。

仮想通貨取引所でオススメなのは、ビットフライヤーです。ビットフライヤーの口座開設方法はこちらで詳しく解説しています。ちなみに口座開設は無料でできます。

仮想通貨の売買方法

仮想通貨の売買方法は、①取引所で取引する方法と②販売所で売買する方法があります。

①取引所での売買方法

①指値注文
自分が買いたい、もしくは売りたい価格を指定する注文方法
②成行注文
指値注文のように売値や買値を指定せずに売買する方法

自分で価格を設定して取引をする方法ですので、ある程度の知識と経験が必要です。

②販売所での売買方法

仮想通貨取引所から売買します。売買価格が固定されているため、取引所よりも売買が容易(初心者向き)です。

仮想通貨取引所と販売所の違い

①仮想通貨取引所
仮想通貨を不特定多数の第三者と売買します。売り手と買い手の需要と供給のバランスで、仮想通貨の価格が決まります。
②仮想通貨販売所
仮想通貨を取引所自体と売買します。いつでも仮想通貨の売買ができますが、販売所の手数料がかかります。

仮想通貨登録業者の選定方法

仮想通貨取引所は、信頼度の高い業者を選ぶべきです。仮想通貨交換業者は国内海外含め、無数に存在しています。日本では 「仮想通貨交換事業者登録制度」があります。

仮想通貨交換事業者登録制度により、仮想通貨を利用した詐欺やマネーロンダリング、犯罪収益への移転を抑止しています。登録要件として

①株式会社であること
②資本金が1000万円以上、純資産額がマイナスでないこと
③仮想通貨交換業を適正かつ確実に遂行する体制が整備されていること
④法令の規定を遵守するために、必要な体制が整備されていること

仮想通貨登録事業者は、金融庁のホームページで確認できます。2022年4月現在、関東財務局所管で27事業者、近畿財務局所管で3事業者あります。

仮想通貨登録事業者一覧

自分に合った取引業者を選定すること

①取引所の安全性が高いこと
②手数料が安いこと
③システムが使いやすいこと
④取り扱う仮想通貨の銘柄数が多いこと

初めての仮想通貨取引所としては、bitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。

仮想通貨の選び方

①信頼性が高いものから選ぶ
②流動性の高いものから選ぶ
③時価総額の高いものから選ぶ
④将来性の高いものから選ぶ

①信頼性が高いものから選ぶ

ホワイトリストに登録されている通貨の中から選ぶことをおすすめです。金融庁は、一定の条件をクリアした仮想通貨取引所が扱う通貨だけを、ホワイトリストに登録しているため、信頼性が高いです。

信頼性の高い通貨として、真っ先に挙げられるのがビットコインとイーサリアムです。

②流動性の高いものから選ぶ

流動性が高いとは、通貨の取引量が多く、希望した価格ですぐに売れることを意味します。流動性が高い仮想通貨としては、リップルがあげられます。

③時価総額の高いものから選ぶ

時価総額=仮想通貨の市場価格×通貨の発行数で算出できます。時価総額の高さでは、ビットコインの右に出るものはありません。ビットコインは、常に時価総額ランキング1位に君臨し続けています。

④将来性の高いものから選ぶ

多くの企業が関わっていることも、将来性を考えるための重要なポイントです。エンジンコインは、将来性のある仮想通貨の1つです。マイクロソフトやBMW、サムスンなど世界的に有名な大企業と提携し、サービスを提供しています。

仮想通貨の投資運用方法

①現物取引
②レバレッジ取引
③積立投資

①現物取引

仮想通貨を購入し、値上がりしたタイミングで売却することで利益を得る方法です。

現物取引におすすめな取引所は、Coincheck(コインチェック)です。

②レバレッジ取引

レバレッジ取引とは、元手の数倍の金額で取引することです。レバレッジ取引におすすめな取引所はbitFlyer(ビットフライヤー)です。

積立投資

毎月、毎週など定期的に一定金額を購入し続ける方法です。積立投資におすすめな取引所は、Coincheck(コインチェック)bitFlyer(ビットフライヤー)です。

まとめ

仮想通貨の投資は、メリットとデメリットを考慮しながら始めましょう。仮想通貨に関する知識を得るために、ブロックチェーン技術、またビットコインやアルトコインの知識、NFTやメタバースに関する知識を習得することをおすすめします。

何かをはじめるのに、遅すぎることはありません。将来的に大きな波が予想される仮想通貨、投資の鉄則である生活余剰金で楽しみながらチャレンジしてみましょう。

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