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【仮想通貨の将来性】デジタルプラットフォームTRON(トロン)とは?

2022年6月9日

こんにちは、スメルジャコフです。

TRON(トロン)とは、クリエイターが自由に動画や音楽などのコンテンツを公開できるプラットフォームを目指しているプロジェクトです。ブロックチェーンのテクノロジーを活用して、コンテンツ配信のプラットフォームを作ろうとしています。2027年に完成予定で、そのタイミングで価値が上昇する可能性があります。

仮想通貨TRON(トロン)とは、直近1年間(2021〜2022年)で約230%の価格上昇率で、2021年に日本国内取引所に上場して高い注目度を浴びている銘柄です。2022年5月31日には、トロンのDeFi預け入れ総額が3位に急浮上したことで大きな話題となりました。Defiプロジェクトの中で3番目に食い込んだことは、高い将来性に期待を持たせる要因となっています。

以下で、TRON(トロン)について詳しく解説します。

BITPOINT

TRON(トロン)の特徴

①コンテンツの配信や所有ができる非中央集権型プラットフォーム
②dApps開発ができる
③ロードマップを公開している
④個人で仮想通貨の発行が可能
⑤トランザクションの処理速度が非常に速い
⑥有名企業と多数提携している

①コンテンツの配信や所有ができる非中央集権型プラットフォーム

TRON(トロン)は、動画や音楽などのデジタルコンテンツの配信を目的とした非中央集権型プラットフォームです。デジタルコンテンツ配信のプラットフォームを非中央集権にすることには、次のようなメリットが考えられます。

①クリエイターとユーザーが直接つながることができるため、運営者による手数料の徴収が発生しない
②運営者側のサーバーダウンなど、プラットフォームが利用できなくなる問題点が解消される
③再生回数などによる報酬体系ではなくなるので、質の悪いコンテンツは淘汰される可能性がある

現在、主流である中央集権型のYoutubeなどで発生している体系や問題点を、解決できる要素を兼ね備えています。

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②dApps開発ができる

dApps(decentralized applications)とは、ブロックチェーンを用いたアプリの総称のことです。dAppsを導入するには、スマートコントラクトを導入する必要があります。そして、dAppsは分散型アプリケーションのプラットフォーム上で構築することができます。

dAppsの特徴
①オープンソースソフトウェアのアプリであること
②アプリが分散管理されていること
③トークン(自由に価値の交換を行う)の発行と、アプリ内にトークンの受け渡しを行う仕組みを作ることで、自動的にオペレーションが実行されること
④アプリのアップデートのために、ユーザー同士で合意形成を行う仕組みがあること

③ロードマップを公開している

TRON(トロン)は、エンターテイメントを含む複数の領域で利用されることを念頭に、10年間にわたる6つの計画をホワイトペーパーに記載しています。

ブロックチェーンや仮想通貨の領域では、開発計画をあまり公にしないプロジェクトがあるのに対し、TRON(トロン)は今後数年の計画を示すロードマップを提供することで差別化を図っています。

①Exodus(2017年8月〜2018年12月)
②Odyssey(2019年1月〜2020年6月)
③Great Voyage(2020年7月〜2021年7月)
④Apollo(2021年8月〜2023年3月)
⑤Star Trek(2023年4月〜2025年9月)
⑥Eternity(2025年9月〜2027年9月)

④個人で仮想通貨の発行(ICOをすること)が可能

ICOとは、独自のトークンを新規発行して資金の調達を行うことです。

個人でICOを行えるということはコンテンツ作成に必要な資金調達が可能であるため、TRON(トロン)はクリエイターの方にとって非常に活動が行いやすいプラットフォームとなります。

また、ICOを行ったクリエイターの作品に人気が出ることで独自トークンの価値が高まることも予想されます。投資家にとっても好きなクリエイターを直接応援できる環境が整っているともいえます。

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⑤トランザクションの処理速度が非常に速い

近年では、様々なdAppsが開発されているイーサリアムのスケーラビリティ問題が大きな課題となっており、送金詰まりやガス代の高騰などが問題視されています。

トランザクション処理速度においてBitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)が16件を処理する間に、TRON(トロン)は2,000件処理が可能です。処理速度が速いといわれているRipple(リップル)が1,500件処理ということで、TRON(トロン)の処理速度が際立っていることがわかります。

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⑥有名企業と多数提携している

Samsung:韓国に拠点を置く世界的な電子製品・家電メーカー
Obike:シンガポールに拠点を置く自転車のシェア事業を展開する大手企業
Opera:ノルウェーにてソフトウェア開発事業を展開する中国の傘下企業
BitTorrent:アメリカのサンフランシスコを拠点としているソフトウェアの開発を行う大手企業
Swisscom:スイスのイッティンゲンを拠点としたスイスで最も有名で大きい電気通信事業企業

TRON(トロン)の今後の見通し

①新たな大手企業との提携
②新たな仮想通貨取引所への上場

①新たな大手企業との提携

すでに有名企業と多数提携しているため、今後も大手企業との提携が期待できます。

②新たな仮想通貨取引所への上場

2022年6月現在、国内仮想通貨取引所でTRON(トロン)を取り扱いしているのは、BitPoint(ビットポイント)とHuobi Japan(フォビ ジャパン)のみとなっています。海外仮想通貨取引所でも取り扱いがありますが、新たな仮想通貨取引所に上場する可能性は十分あります。
仮想通貨取引所BITPOINT(ビットポイント)の口座開設方法
仮想通貨取引所Huobi Japan(フォビジャパン)の口座開設方法

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まとめ

TRON(トロン)のプラットフォームが完成した場合、今後社会的に広まっていく可能性は十分に予想できます。2021年からNFTブームが本格的に始まっており、音楽やアート、動画などアーティストやクリエイターが活躍できる環境が整ってきているからです。

TRON(トロン)のプラットフォームでは、ICOによってクリエイター個人で活動資金を集めることができる環境も提供しています。TRON(トロン)の今後のマーケティングやブロックチェーンの普及にもよりますが、デジタルコンテンツの配信の場として一般化する可能性は十分にあるのではないでしょうか。

この機会に、TRON(トロン)を取り扱っているBitPoint(ビットポイント)とHuobi Japan(フォビ ジャパン)の公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨取引所BITPOINT(ビットポイント)の口座開設方法
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