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仮想通貨詐欺の手口を見分ける方法と対処法【初心者向けにわかりやすく】

2022年6月8日

こんにちは、スメルジャコフです。

金銭が絡む行為は、疑いの余地なく詐欺が横行しがちです。仮想通貨に関しては、その傾向が顕著です。驚くほどに詐欺が横行しています。自分は大丈夫と思っていても、気づいたら資産が空っぽという事態になる可能性も。

そうならないためにも、詐欺についてしっかり勉強する必要があります。この記事では仮想通貨詐欺についての情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

仮想通貨詐欺が増加している理由

大前提として従来の株式市場に比べて仮想通貨市場では、投資家を保護する規制がほとんどないのが現状です。仮想通貨の価格が急上昇したことでメディアが大きく取り上げて、儲けようとする消費者とともにフィッシングや詐欺を呼び込んだと言われています。SNSでは事実と同じように嘘が拡散されています。

儲け話に多くの人が関心を持ち、実際に仮想通貨の価値が上昇しました。比例して、フィッシングや詐欺が蔓延したという実態です。

仮想通貨詐欺の手口

ポンジ・スキーム
風説の流布
偽の仮想通貨取引所
偽の仮想通貨アプリ
フィッシング詐欺

ポンジ・スキーム

ポンジ・スキームは、数ある出資金詐欺の1つで、 実在しない企業へ投資するよう騙す手法です。

「手軽に儲かる方法」であると騙り、実際には投資されずに詐欺師がその出資金を手にします。「最先端」技術を宣伝して投資家を集める詐欺師にとって、仮想通貨はうってつけの対象となります。通貨がデジタルデータであれば、なお改ざんや偽造も容易となります。

風説の流布

風説の流布とは、 虚偽の情報に基づき、あまり知られていない仮想通貨会社の株を購入するよう投資家に働きかける手法です。

被害者は価値のない株をつかまされる羽目になります。

偽の仮想通貨取引所

仮想通貨取引所に保管された仮想通貨へアクセスできると謳い、 電子メールを送りつけたり、SNSへ投稿したりする手法です。

ユーザーが先に少額の手数料を支払う流れで、結局仮想通貨取引所が存在しないため、支払った資金が戻ってきません。

偽の仮想通貨アプリ

公式の仮想通貨アプリになりすまし、アプリストアへ公開する手法です。

アプリをインストールすると、個人情報や金融資産に関する情報が盗まれたり、デバイスがマルウェアに感染したりします。また、存在しないサービスへの支払いを求めるケースや、仮想通貨ウォレットからログイン情報を盗み出すケースもあります。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺は 最もよく使われる手法です。

信頼できる機関になりすまして電子メールやSMS、あるいはSNS上のDMが送信されます。例えば、クレジットカード会社や銀行、政府関係者などと偽り、仮想通貨による支払いを求めてきます。被害者がよく考えずに支払うように、緊急性を煽ってきます。

仮想通貨詐欺防止策

①知らない相手(登録していない相手)に対し、個人情報を送らない
②絶対に儲かる投資はないと認識しておく
③すべての仮想通貨アカウントを二段階認証に切り替える
④前払い金を要求する投資は、いかなるものであっても断る
⑤非公式のアプリストアを利用しない
⑥金融庁の金融サービス利用者相談室に電話する

金融庁の注意喚起情報はこちらから確認できます

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_001/assets/consumer_policy_cms102_20210407_01.pdf

まとめ

仮想通貨を取り扱う際には、まずどのような仕組みであるのか、投資や売買に関する知識などを積極的に取り入れるべきです。ただし、ネットの情報は嘘の情報もかなりありますので、同じような項目については公式サイトや公式アカウントの情報を確認しましょう。

信頼できる筋であっても、二重三重に確認をすることで詐欺を事前に見分けることができます。物理的なものではない仮想通貨、今後もますます私たちの生活に密接に関わってくる可能性は非常に高いです。今のうちから仮想通貨に触れていきましょう。

当サイトで使用する「仮想通貨」とは「暗号資産」のことです

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