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【分散型アプリケーション】仮想通貨Lisk(リスク)は終わった?

2022年5月25日

こんにちは、スメルジャコフです。

今回は、仮想通貨Lisk(リスク)を取り上げます。Lisk(リスク)とは、Max Kordek 氏とOliver Beddows 氏が開発した分散型アプリケーション構築のためのプラットフォームのことで、プラットフォーム内で使用されている 仮想通貨(LSK)も同様に「Lisk(リスク)」と呼ばれています。

分散型アプリケーションとは、企業や銀行などの中央管理者がいなくても稼働するアプリケーションのことです。Decentralized Applications (略称: DApps)のことです。

Lisk(DApps )の詳細
①DApps は、アプリケーションを利用する参加者全員がデータを分散管理し、仕様変更などの意思決定に関わることができる
②Lisk(リスク)の送金処理時間は、10秒に設定されているため、短時間での送金が可能
③Lisk(リスク)の発行上限は設定されていないが、300万ブロックごとに新規発行枚数が減少するよう設定されている

Lisk(リスク)の特長

①プログラミング言語にJavascriptを利用
②サイドチェーンを使用
③スマートコントラクト
④フォージング技術
⑤ステーキングサービスの対象

①プログラミング言語にJavascriptを利用

Javascriptは、世界的に有名なプログラミング言語です。このようなメジャーな言語を使用することで、多数のプログラマー・エンジニアが開発に参加できるため、リスク(Lisk)は日々進化しています。多くの優秀なエンジニアの知識を活かした開発が可能です。

②サイドチェーンを使用

Lisk(リスク)は、メインのブロックチェーンとして使われるメインチェーンのほかに、サイドチェーンを使用しています。サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンに接続された補助的な役割を持つブロックチェーンのことです。

サイドチェーンの特長
①セキュリティの強化
サイドチェーンを使用することで、DApps の取引管理をサイドチェーンで行うことが可能です。

②取引処理能力の向上
メインチェーンに加え、取引承認時間の短いサイドチェーンを利用すると、取引処理能力を向上できます。

③さまざまなサービスを生み出せる柔軟性
サイドチェーンの利用にはメインチェーン自体の仕様変更は必要ないため、新しい機能の実装や改善を素早く低リスクで行うことができます。

③スマートコントラクト

Lisk(リスク)は、スマートコントラクトという技術が実装されており、取引記録に加え契約情報も記録することができます。契約内容とその執行条件を事前にプログラミングで設定することで、人の手を介さずに自動で契約を実行することが可能です。

④フォージング技術

Lisk(リスク)では、「フォージング(鋳造)」と呼ばれる承認システムを採用しています。フォージングとは、Lisk(リスク)保有者によって投票された101人のみが取引承認を行える承認システムです。

①Lisk(リスク)では、コンセンサスアルゴリズムとしてDelegated Proof of Stake (略称:DPoS)が採用されています。

②DPoSでは、取引承認を行う101人の承認者をLisk(リスク)保有者による投票で選出します。

③この投票権は、Lisk(リスク)の保有量に応じて割り当てられ、この投票により選ばれた101人の承認者は、割り当てられた順番に取引承認を行います。

④101人の承認者は、取引の承認を行う毎に、報酬として取引手数料と新規発行されるLisk(リスク)を受け取ることができます。

⑤ステーキングサービスの対象

ステーキングサービスとは、対象の仮想通貨を保有してブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬がもらえる仕組みです。通貨を保有しているだけで、利益を得ることができるので、通貨価値の安定性さえあれば魅力的な投資対象になります。株式投資で言えば、配当金のようなイメージですね。

2020年1月にはコインチェック、2021年2月にはbitFlyerが、Lisk(リスク)を対象としたステーキングサービスをスタートしています。
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まとめ

Lisk(リスク)とは、Max Kordek氏とOliver Beddows氏が開発した分散型アプリケーション構築のためのプラットフォームのことです。

①プログラミング言語にJavascriptを利用
②サイドチェーンを使用
③スマートコントラクト
④フォージング技術
⑤ステーキングサービスの対象

とくに⑤ステーキングサービスは、コインチェックビットフライヤーが対応しています。仮想通貨を取り扱うためには、仮想通貨取引所に口座開設する必要があります。この機会に、無料で口座開設して仮想通貨を売買してみましょう。

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