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【思考に関する書籍】嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

2022年7月31日

素朴な疑問
・理想とかけ離れている今の自分が好きになれない
・他人の視線や評価が気になるし、承認欲求が満たされないのが辛い

こんにちは、スメルジャコフです。

思考に関するおすすめ書籍5選の一つとして今回ご紹介する書籍は、 岸見一郎・古賀史健著 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え ダイヤモンド社です。時代の変化に対応するために自身を律することはますます難しくなっており、それがそのまま生きづらさにつながっていると感じます。

一方、自己実現を果たした先駆者たちがSNSで次々と情報を発信し、無料であるがゆえの情報過多が横行しています。何を基準にすれば良いのか、果たして自分の選んだ道は正しいのか、不安と疑問が渦巻きながらそれでも前を向いて生きている方は多いのではないでしょうか。

本記事のまとめ
①「すべての悩みは人間関係である」ことが理解できて、肩の荷が下りる
②「今を生きる」ことに集中することで、物事を前向きに捉えられる

人生の指南書は数あれど、「嫌われる勇気」はその中でもトップクラスに読みやすく、理解しやすい書籍となります。 論文形式ではなく対話形式なので、読書が苦手な方にも読んでいただける仕上がりとなっています。

著者の岸見さんは「アドラー心理学」の第一人者で、多数の「アドラー心理学」本を手がけています。この本を読むと「アドラー心理学」に対してとても興味を惹かれると思います。そんな方は岸見さんの他の書籍も読んでいただければ、さらに理解が深まると思います。

本記事の信頼性
①読書の経験値が高い(1年で100冊程度の読書を10年以上継続中)
②図書館が三度の飯より好き
③読書好きに悪い人はいないを持論としている


トラウマは存在しない

過去に何があっても、それに囚われ続けて生きている人間はいません。そのような人間がいた場合、その人は「過去に囚われて生きていく」ことを自ら選んだんだなあ、という認識で大丈夫です。その人は「あえて」そうして生きているのです。理由は分かりませんが。

自分の過去を振り返ってみてください。楽しいこと、嫌なこと、辛いこと、いろいろあったと思います。それらすべてが今のあなたを形成していることは否定しませんが、辛いことがあったからといって、ずっと暗い表情をしていることができないはず。楽しいことがあれば、笑顔になりますし辛いことが和らぎます。

つまり、 人間は感情をコントロールしているのです。感情のコントロールは可能なんです。怒りたいから怒ることができ、泣きたいから泣くことができます。怒りたい、泣きたい原因はあるかもしれませんが、だからといってみんながみんな怒ったり泣いたりしませんよね。つまり、トラウマは存在しないんです。

自分と他人の課題を分ける

自分の悩みや課題に対して、他人から口出しされるとイラッとすることがあります。それがたとえ適切なアドバイスであったとしても、素直に受け取れないことってありますよね。自分の課題にとやかく言われるのを、ほとんどの人は嫌います。

なぜなら、自分の課題を解決できる(理解できる)のは、自分自身でしかないからです。はたから見ると解決しているように見える問題が、本人にとっては全く解決していないという状況はよくあるんです。

他人の課題や悩みに対しては、一線を引くしかないです。一歩引いて様子を見ることです。もし万が一、課題や悩みを聞いてほしいと言われたら、聞くだけなら大丈夫です。要らぬアドバイスはやめましょう。「あなたがあの時こう言ったから」と、上手くいかない理由をあなたのせいにされるかもしれません。

結論、知ったこっちゃないっていう話です。 自分と他人の課題は明確に分けましょう。もし、親しい人間関係を保ちたいのであれば。

今ここに生きる

過去や他人に囚われないで自由に生きていく中で、未来に対する不安や悩みも尽きないものです。しかし、未来がどうなるかなんてノストラダムスも当たらないぐらいですから、誰もわかりません。誰にもわからないし、コントロールできないものに悩んでも解決はしません。ただの時間の無駄です。

コントロールできるもの、できないものを見分けることがとても重要です。できないものはどうやったってできないものなんですから、あきらめましょう。気持ちを切り替えて、コントロールできるものに集中しましょう。

過去、他人、未来はコントロールできないものであり、現在(今)は自分でコントロールできるものです。 今この瞬間を大事にして、精一杯生きることが人生を豊かにします。これ、本当です。

Amazonオーディブルのすすめ

恒例ですが、読書という行為は非常に人間性を豊かにして、人生にとってはメリットしかありません。どんなに時間がなくても、読書をする習慣は身につけましょう。無駄だなあ、やらなくてもいいなあ、という時間はあるはずです。

それでも読書する時間がない、という方にはこちらからがおすすめです。何かの作業をしながらでもできます。時間がない現代人に必要なツールだと思います。もちろん、「嫌われる勇気」もノミネートされています。初めての方限定ですが、無料で視聴することができます。

まとめ

この本は、人生において出来るだけ早い時期に読んでください。読む前と読んだ後は、見える景色が違います。人生を振り返ってみると、腑に落ちること請け合いです。「アドラー心理学」と「心理学」がついていると胡散臭いイメージがありますが、全くそのようなことはありません。

生きる上での何らかの基準が欲しい方、生きづらさを感じている方はぜひ読んでみてください。ベストセラーなので、どの図書館にもあります。図書館を利用して無料で読むのも一つの手です。

私も初めて読んだのは図書館でしたが、手元に置いて何度も読みたいために購入しました。Amazonオーディブルでも、どんな形でも結構ですので、まずは読んでみてください。読書が好きになりますよ。


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