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【Googleサーチコンソールの使い方】検索パフォーマンス分析とは

2022年7月16日

素朴な疑問
・Googleサーチコンソールに登録までできたけど、うまく活用できない
・検索パフォーマンスをなんとなく見てるだけで、どうすれば良いかわからない

こんにちは、スメルジャコフです。

せっかく渾身のブログ記事を完成させたとしても、誰も見てくれないと存在意義がありませんし、何より悲しい気持ちになります。読者の役に立つ情報を提供した対価として収益を得る目的なら、尚更見てもらう必要があります。そのためには客観的な分析が必要不可欠で、Googleサーチコンソールに登録する方も多いのではないでしょうか。

しかし、Googleサーチコンソールの登録どまりで、その先どうすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。私自身もその一人でした。

本記事のまとめ
①検索パフォーマンスから「クエリ」「ページ」を活用する
②ロングテールキーワードを発見し、対策を講じる

Googleサーチコンソールをうまく使いこなすためにも、ツールの中を一度分解して1つ1つ理解し使ってみる必要があります。今回は、 検索パフォーマンスに着目して詳しく解説していきます。千里の道も一歩より。地道に努力を継続していきましょう。

本記事の信頼性
①2021年6月からGoogleサーチコンソールを利用している
②当ブログのすべての記事をURL検査している
③URL検査をした結果、検索結果の上位表示ができている

検索パフォーマンスで確認できること

検索パフォーマンスでは、Google検索からの流入に関わる指標が表示されます。初期状態は過去3ヶ月、最長で過去16カ月分の状況を確認することができます。

①合計クリック数
→検索結果に表示されたサイトがクリックされた回数(サイト流入した回数)

②合計表示回数
→検索結果にサイトが表示された回数

③平均CTR
→クリック率のこと。検索結果に表示されたうちどのくらいクリックされたかという割合の平均

④平均掲載順位
→検索結果で表示された時の掲載順位の平均

「クエリ」「ページ」フィルタを活用する

流入キーワードやランディングページを知るために、フィルタを活用しましょう。フィルタには「クエリ」「ページ」「国」「デバイス」「検索での見え方」「日付」の6つのフィルタ機能があります。今回はその中でも 「クエリ」と「ページ」フィルタの活用方法をご紹介します。

※流入キーワードとは、 Googleなどの検索エンジン経由でサイトを訪れたユーザーが検索時に使用したキーワードのこと

※ランディングページ(Landing Page)とは、 検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと。頭文字をもってLPと表現されることが多い

※クエリとは、「質問」や「問い合わせ」を意味し、英語では「query」と表記。IT用語としてのクエリは、データベース管理システム(DBMS)に対してデータの検索などの処理を行うように求める命令文のことを意味します。

検索クエリとは、データを検索したい時に記述されるクエリのことを意味し、内容としてはどのような検索をしたいかという検索条件を記述します。 つまり、ここでいう「クエリ」は入力されたキーワードのこと

「クエリ」「ページ」の活用方法

①「ページ」フィルタを選択する

②特定のURLを選択する

③「クエリ」フィルタを選択する

URLにアクセスされた際の流入キーワードが表示されます。表示されているデータは「ページ」でフィルタされている事が、サーチコンソールのページ上部でわかります。更に、ページ上部の指標「平均検索順位」にチェックをつけて確認する事で次のような判断をすることができます。

①キーワードの順位が高いのに、クリック率が低いケース
→対策:ページのタイトルやディスクリプションの修正、ページ内のコンテンツの改修や拡充をしてみる。

②キーワードの順位が低く、クリック率が低いケース
→対策:新しくページを作成し、そのページでキーワードの対策をしてみる。

ロングテールキーワードを発見する

「検索結果のパフォーマンス」機能では、ビッグキーワードやミドルキーワードなど大小様々な検索ボリュームで来訪している「流入キーワード」が確認できますが、「ロングテールキーワード」の発見にも活用する事ができます。

ロングテールキーワードとは、 ビッグキーワードと比較し検索ボリュームの小さなキーワードの事を指します。①競合の少ないキーワードの場合が多い、②検索意図が明確、③コンバージョン率が高いなどの特徴があります。つまり、ロングテールキーワードで対策すると、より専門性の高いコンテンツの作成が可能となり、サイト全体のアクセスアップに貢献する可能性が高まります。

ロングテールキーワードで対策する

ロングテールキーワードを発見したURLには、既に他のメインで集客できている(クリック数の多い)キーワードがあると思います。今回発見したロングテールキーワードは、「メインで集客できているキーワード」の派生や複合語に当たる場合が多いです。

そこで、上記で選択したURLの下層ページ(または同列)としてロングテールキーワードのページを作り「内部リンク」で双方のページに導線を設置してみましょう。 ロングテールキーワード自体、ひいては上層のURLも押し上げるような専門性の高いサイト強化に繋がっていく可能性が高くなります。

まとめ

検索結果のパフォーマンスを活用すると流入キーワードが見えてきます。

①サーチコンソールの流入キーワードから、ロングテールキーワードを発見する
②新規ページを作成し、ロングテールキーワードで対策をする
③経過観測の為、順位計測を開始する

以上の対策を実施することで、サイト全体の強化をしていきましょう。本当に役立つ記事を作成するとともに、必要な読者に検索してもらう仕掛けも施して、目標としている収益化を構築していきましょう。

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