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Googleサーチコンソールの設定方法と使い方【初心者向け】

2022年3月14日

こんにちは、スメルジャコフです。

ブログを開設してからやるべきことの一つに、自身のブログを客観的に分析して改善することがあります。そのためには、客観的に分析できる数値を取得する必要がありますが、ではどうすれば手に入れられるのか疑問を持つと思います。

Googleサーチコンソールは、そのような分析をするための無料のツールです。より具体的に説明すると、Googleサーチコンソール(Google Search Console)とは、 Googleが無料提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。

Googleサーチコンソールでできること
①Webサイトの流入元や検索キーワードなどを分析できる
②現状のWebサイトを客観的に数値で判断できる
③改善するための対策を具体的に講じることができる
④Webサイトの改善が確実にできる
⑤より多くのユーザーの役立つサイトに仕上がる
※⑥有益な情報提供するサイトができることで、ユーザーのGoogleに対する評価が上がる

Googleサーチコンソールの利用方法

手順①:XMLサイトマップを送信する
手順②:カバレッジでページステータスを確認する
手順③:検索パフォーマンスを確認する
手順④:リンクされているサイトを確認する
手順⑤:モバイルユーザーに最適化されたサイトか確認する

手順①:XMLサイトマップを送信する

Googleサーチコンソールを導入したら、まずはXMLサイトマップの送信しましょう。XMLサイトマップとは、サイトのクロール用に作成するサイトマップのこと(検索エンジンのクローラー対策)です。

①XMLサイトマップを検索エンジンに送信する
②検索エンジンのクローラーが自社サイトのページをインデックスする
③定期的にクロールしてくれるようになる

クローラーとは、Webサイトを巡回して、検索エンジンが検索の順位を決めるための要素を収集するロボットのことです。クローラーは、既にデータベース化されているWebサイトからリンクをたどって自動的に移動(クローリング)します。そして、移動先ではページの解析(パーシング)を行い、以下のようなファイルを収集します。

・HTML
・テキストファイル
・CSSファイル
・JavaScriptファイル
・画像
・PDF

これらのファイルを検索アルゴリズムが扱いやすいデータに変換します。その結果をデータベースに登録していきます。クローラーが一度も巡回に来ないで上記のファイルが収集されないサイトは、当然のことながら検索エンジンに表示されることがありません。よって、クローラーに検索されやすいサイトを作りましょう。

インデックス(index)とは、検索エンジンのデータベースにWebページの情報が登録されることです。

SEOで検索順位が決まる仕組み

①クロール:Googleの検索エンジンロボットであるクローラーがページを認識する
②インデックス:ページがGoogleのデータベースに登録される
③検索結果の表示:Googleのアルゴリズムに則ってサイトが評価され、ページが検索結果に表示される

XMLサイトマップを送信すると、クローラーに確実かつ迅速にサイトコンテンツを知らせることができます。

手順②:カバレッジでページステータスを確認する

XMLサイトマップを送信したら、カバレッジでステータスを確認しましょう。カバレッジのステータスでは

①全てのページのURLが「有効」or「エラー」いずれかの結果で表示される
②有効URL・エラーURLともに、ページ下部で詳細を確認できる

「エラー」要因を改善することで、サイトのステータスを向上できます。

手順③:検索パフォーマンスを確認する

検索パフォーマンスでは指定した期間の

①合計表示回数
②合計クリック数
③平均CTR(クリック率)
④平均掲載順位

を把握できます。

手順④:リンクされているサイトを確認する

自社サイトの内部リンク・外部リンクを獲得しているページを把握することができます。意図するサイトからの被リンクなのかどうかチェックできます。

手順⑤:モバイルユーザーに最適化されたサイトか確認する

モバイルユーザビリティでは、モバイルユーザーにとって最適化されたWebサイトかどうか判断できます。

①テキストが小さすぎて読めません
②互換性のないプラグインが使用されています
③コンテンツの幅が画面の枠を超えています

などのエラーが確認できます。

検索パフォーマンスの改善対策

①掲載順位が高いのに、CTRが低い場合

検索ユーザーは、タイトルやスニペット(説明文)を読み、クリックする価値があるかどうかを判断します。掲載順位が高いのにタイトルやスニペットがユーザーにマッチしていない場合は、ページタイトルやディスクリプションを改善しましょう。

②表示回数が多いのに、掲載順位が低い場合

他サイトの方が上位表示されていて、掲載順位を上げたい場合は、該当クエリの検索結果上位のコンテンツを分析しましょう。

③想定外のクエリでクリック数が多い場合

該当のクエリで検索して、検索結果画面やどのページへランディングしているかを確認しましょう。そのために、Google アナリティクスを使いましょう。そのページ流入がコンバージョンにつながっているかを確認することができます。

まとめ

Googleサーチコンソールを活用することで

①検索ユーザーがWebサイトに訪れるまでの行動が把握できる
②Webサイトの健全性をチェックすることができる

検索ユーザーが必要としていることを的確に把握し、選ばれるブログ(Webサイト)に磨き上げましょう。そのために、ブログを客観的に分析するためにGoogleサーチコンソールを使いましょう。

Google社が求めているものは検索ツールGoogleの価値を高めるもの、つまり検索ユーザーに評価されるものです。検索ユーザーのための行動=Googleのための行動となりますので、自身がターゲットにしている検索ユーザーを第一に考えましょう。

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