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【初心者向けにわかりやすく解説】ビットコインとイーサリアムとは

2022年1月22日

素朴な疑問
・仮想通貨ビットコインについて知りたい
・仮想通貨イーサリアムについて知りたい

こんにちは、スメルジャコフです。

私が仮想通貨を学ぶにあたって、まず理解した銘柄はビットコインとイーサリアムです。なぜ、この2つにしたのかというとビットコインとイーサリアムは時価総額が1位と2位であり、さまざまなプロジェクトに絡んでいるからです。

本記事のまとめ
①仮想通貨ビットコインは、仮想通貨の基軸通貨の役割を担っている
②仮想通貨イーサリアムは、スマートコントラクト機能を持っている

ビットコインは、最も古い歴史のある仮想通貨であり、ゆえにビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと言われています。イーサリアムは、仮想通貨でありプラットフォームでもあり、NFTを購入する際に必要な銘柄です。

本記事の信頼性
①2021年12月~仮想通貨取引開始
②ビットコイン、イーサリアム運用中
③NFT購入経験あり

今回は、仮想通貨を代表する銘柄「ビットコイン」と「イーサリアム」についての基礎を解説します。初心者にもわかりやすい内容にまとめています。

ビットコインとは

ビットコインとは、 P2Pネットワーク上で発行され、流通しているオープンソースの仮想通貨のこと

P2Pネットワークとは

・P2P→Peer to Peerの略
・ピア(peer)という単語は、「同等の人」「同輩」「友だち」などの意味
・ネットワークに参加するコンピューターをピア、もしくはノードと呼びます
・それぞれのピアが同等の役割を持っており、複数のピア間で対等に通信が行われます

P2Pネットワークによる通信は、ビットコインなどのブロックチェーンの他にもLINEやSkypeなどの通話サービスでも広く利用されています。ブロックチェーンでP2Pが利用される理由としては、3つあげられます。

①ゼロダウンタイムの実現
②データの分散管理
③通信スピードの速さ

①ゼロダウンタイムの実現
ビットコインのブロックチェーンは、システムやサービスなどが停止している時間がゼロであり、システムやサービスが停止しないことから「ゼロダウンタイム」と言われています。ビットコインはご存知の通り、24時間365日送金できますし、取引することも可能です。つまり、ゼロダウンタイムのサービスです。

②データの分散管理
P2P技術は、データ分散管理する特徴です。分散管理することで、端末にかかる負荷も分散させることができます。

③通信スピードの速さ
P2Pではサーバーを介さずコンピュータ同士を直接接続して通信するため、その分時間を短縮してデータを共有できます。

オープンソースとは

オープンソースとは、ソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」を、無償で一般公開することです。誰でもそのソフトウェアの改良や再配布が行なえるようになります。

ビットコインの主な特徴

①発行主体がないため、特定の国家や銀行に依存しない
②世界中のどこでも、だれとでも迅速に直接取引可能
③取引の管理者がいないため、ビットコイン利用者で取引を監視する仕組み(ブロックチェーン)がある
④中央管理者がいないため、銀行を通じた海外送金に比べて、圧倒的に手数料が安い
⑤ビットコインの発行量の上限はあらかじめ決まっており、発行のタイミングも開示されている
⑥価格が変動する(需給によって引き起こされ、値動きが激しい)
⑦取引所や交換所で、円やドルといった法定通貨に換金できる

ビットコインの由来

ビットコインは2009年に登場した「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」と題された論文が、システム構築プロジェクト始動の発端とされています。論文の発表者は特定されておらず、1ビットコインは1BTCという単位で表記されます。

ビットコインは基軸通貨

ビットコインとアルトコイン

アルトコインとは、Alternative Coinの略で、ビットコインの代替コインという意味。ビットコイン以外のすべての仮想通貨のことを指します。つまり、ビットコインが仮想通貨の中心であり、基軸通貨の役割を果たしているといえます。仮想通貨といえば、ビットコインといわれる所以です。

ビットコインは、知名度も取引量もNo.1です。もちろん時価総額も第1位です。


出典:Market α(マーケットアルファ)

イーサリアムとは

ヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称です。このプラットフォーム内で使用される仮想通貨がイーサ(英: Ether、単位: ETH )。日本ではプラットフォームを意味するイーサリアムと、通貨を意味するイーサをどちらも「イーサリアム」とする表現が普及しています。

イーサリアムの特徴
①スマートコントラクト
②DApps(分散型アプリ)プラットフォーム
③時価総額第2位の仮想通貨

①スマートコントラクト
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのことです。この仕組みは、自動販売機のように利用者が硬貨を投入し、飲み物のボタンを選択した瞬間に売買契約が成立するイメージに似ています。スマートコントラクトの契約は、プログラミング言語で組まれており、イーサリアムでもプログラムに従って履行されます。

②DApps(分散型アプリ)プラットフォーム
Dapps(ダップス)とは、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用することで実現できるアプリケーションです。Dappsは、Decentralized Applicationsの略称です。日本語で「分散型アプリ」と呼ばれています。

③時価総額第2位の仮想通貨
イーサリアムはビットコイン(BTC)に次ぐ、時価総額第2位の仮想通貨です。

まとめ

仮想通貨ビットコインは基軸通貨であり、イーサリアムはスマートコントラクトです。

仮想通貨の特徴
①決済手段として使える
②低コストで誰にでも送金できる
③ビットコインの売買益で儲けることができる
④口座を簡単に何個でも作れる
⑤気軽にファンディングに使える
⑥決済システムを安価で導入できる

仮想通貨をはじめるなら、まずはビットコインがおすすめです。また、NFTを購入するなら、イーサリアムを手に入れましょう。

当サイトで使用する「仮想通貨」とは「暗号資産」のことです

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