素朴な疑問
・メタバースについて知りたい
・メタバースでは何ができますか
こんにちは、スメルジャコフです。
仮想現実(バーチャルリアリティ)という言葉をご存じでしょうか。現実の世界ではなく、仮想空間でさまざまなことが可能になる世界を言います。メタバースとは、仮想現実をイメージしていただければ理解しやすいと思います。
本記事のまとめ
①メタバースについての基礎知識がわかる
②メタバースで何ができるのかがわかる
今回は、メタバースについての基礎を解説します。全くの初心者の方でも理解できる内容となっていますので、最後までお付き合いください。
本記事の信頼性
①2021年12月~仮想通貨取引開始
②ビットコイン、イーサリアム運用中
③NFT購入経験あり
目次
Metaverse(メタバース)とは
Metaverse(メタバース)とは
①変化・超越の意味であるMeta(メタ)
②宇宙・銀河の意味であるUniverse(ユニバース)
を組み合わせた造語です。意味合いとしては
①仮想空間そのもの
②そこでコミュニケーションが行えるサービス・プロダクト全般
を指します。つまり、Metaverseは さまざまなコミュニケーションが行える仮想空間のことです。
VR(バーチャル・リアリティ)とは違うのか?
VR(バーチャル・リアリティ)は、仮想現実を体験できる「デバイスやツール、道具」であり、1人の人間が仮想の映像や情景、空間などを体験するためのものを指します。
一方、Metaverseは、インターネット上に形成される仮想空間そのものであり、自分以外のさまざまなユーザーとアバターを用いて交流することができます。
よって、Metaverseは、VRよりも仮想空間におけるコミュニティの形成に重点を置いています。現実世界に近しい存在と言えるのではないでしょうか。
メタバースの特徴
メタバースの6つの特徴
①アイデンティティ
②マルチデバイス
③没入感
④経済システム
⑤NFTアート
⑥コミュニティ
①アイデンティティ
ユーザーはメタバースの仮想空間に存在している間、 自分のアバターを使ってなりたい自分を表現することができます。
メタバースにおいて、アバターは人や人に近い形をした3Dデータである場合が多く、ユーザーは仮想空間の中をアバターとして動き回ったり、作業を行なったり、他ユーザーのアバターとコミュニケーションを取ったりすることができます。
②マルチデバイス
スマートフォン、PC、タブレットなど、どこからでもメタバースにアクセスすることができます。 頭部装着型のディスプレイを使って、仮想の物体を操作することができる没入型仮想現実(VR)体験があります。
一方で、従来の画面やデバイスを使用した簡易版メタバースもあります。さまざまなツールを使ってメタバースに入ることができるのも、大きな特徴です。
③没入感
真の没入型体験は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚など、人間のあらゆる感覚を刺激します。現在のVRは、サラウンド音響・画像が中心となっています。
次世代のVRデバイスには 触覚ボディスーツや全方位トレッドミルなどがあり、ユーザーがデジタル環境を自由に移動する際、電気刺激によって身体的感覚を得ることができる可能性があります。
④経済システム
十分に発展したメタバースでは、ユーザーがデジタル通貨や法定通貨を用いて利益を得たり、消費したりすることができる経済システムがあります。
矢野経済研究所は2022年9月21日、仮想空間「メタバース」の国内市場に関する調査結果を公表しました。2021年度の国内メタバース市場規模は744億円で、 2026年度には1兆円を超えると予測されています。
⑤NFTアート
デジタルコンテンツの所有権を証明できるNFTを活用することで、デジタルコンテンツの売買が可能となっています。現在のデジタル市場ではNFTの売買が活発的に取引され、特にメタバースとNFTの組み合わせで、注目を集めているのがNFTアートです。
NFTアートの中には高値で取引されているものもあります。 新しい価値観が創造されつつある状況です。今後もメタバースを活用した経済活動のさらなる活発化が予想されます。
⑥コミュニティ
メタバースでは、ユーザーは孤独ではなく、リアルタイムでさまざまな人々に囲まれており、体験を共有したり、交流したりすることができます。多くのユーザーがアバターを通して、メタバースの仮想空間内で交流します。
コミュニケーションを取得し、さまざまな目的を持って同じ空間や時間を共有します。仮想空間内では、 多くのユーザーと時間や場所を気にせずに、気軽に交流できるのが大きな特徴です。
まとめ
メタバースは、 さまざまなコミュニケーションが行える仮想空間のことです。
今後の展開としては
①次世代のソーシャルメディアプラットフォーム
②リアル同様のコミュニケーションや経済活動
③市場の成長規模は極めて大きく、GAFAM も意欲的に参入
などが予測されており、2028年には100兆円規模の市場に成長する試算も出ています。興味のある方は、メタバースの世界を体験してみてはいかがでしょうか。
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