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【仮想通貨初心者入門】ブロックチェーンを簡単にわかりやすく解説

2022年1月14日

素朴な疑問
・仮想通貨やブロックチェーンを、初心者なりに理解したい
・仮想通貨やブロックチェーンを理解して、仮想通貨を買ってみたい

こんにちは、スメルジャコフです。

私はもともとNFTに興味があって、そこから仮想通貨やブロックチェーンを学ぼうとした経緯があります。仮想通貨やブロックチェーンの言葉自体はよく聞きますが、実際はどういうことなのかわかりづらいですよね。

本記事のまとめ
①仮想通貨やブロックチェーンについての基礎を理解することができる
②初心者でも分かりやすい説明を心がけました

初心者にとって、仮想通貨やブロックチェーンを調べることってとても億劫です(私がそうでした)。ただ、NFTは仮想通貨で売買するもので、NFTや仮想通貨の仕組みにはブロックチェーン技術が絡んでいますので、知らないわけにはいきません。

今回は、初心者でもわかりやすく仮想通貨とブロックチェーンの基礎の基礎を説明しますので、最後までお付き合いください。

本記事の信頼性
①2021年12月~仮想通貨取引開始
②ビットコイン、イーサリアム運用中
③NFT購入経験あり

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仮想通貨とは

仮想通貨とは、 インターネット上でやりとりできる財産的価値のことです。

①発行主体や管理者が存在しないもの
②インターネット上で、不特定の者に対する取引に利用できる
③法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互交換できる
④銀行などの第三者を介することなく、財産的価値をやり取りできる仕組み
⑤「交換所」や「取引所」と呼ばれる事業者(仮想通貨交換業者)から入手・換金
⑥法定通貨ではない(国は関与していない)

※日本国内において仮想通貨交換業は、金融庁・財務局の登録を受けた事業者のみが行うことができる

日本銀行ホームページで、仮想通貨は上記のような定義をされています。仮想通貨としてはビットコインやイーサリアムなどが挙げられ、販売所や取引所などの事業者から入手、または換金が可能です。

仮想通貨は国や中央銀行で発行されるような法定通貨とは違い、価値を裏付けする資産がありません。また、価格変動率(ボラティリティ)が大きいため、現物取引やレバレッジ取引などの投資目的で、仮想通貨を購入する方が多いのも特徴です。

仮想通貨と電子マネーの違い

仮想通貨は、貨幣や硬貨が存在しない電子的なものなので、電子マネーと混同しがちですが全く違います。電子マネーとは 電子化された決済手段であり、円やドル等の法定通貨を対価として支払うことで利用ができるものとなります。原則として換金することができず、不特定の者との取引にも利用できません。

一方、仮想通貨は法定通貨ではありませんので、電子マネーのように利用することができません。仮想通貨は法定通貨に換金することができ、不特定多数と取引ができる点も大きな違いです。

ブロックチェーンについて

仮想通貨は、ブロックチェーンという技術によって記録・管理されています。

ブロックチェーンとは
①データの破壊や改ざんが極めて困難な仕組み。システム障害やハッキング等によって仮想通貨が消失する可能性は、ほぼありません。
②仮想通貨を失う場合は、個人的に仮想通貨の所有を示す鍵をなくしたり、ホットウォレットをハッキングされたときなどに限られます。
③ブロックチェーンは、取引履歴を過去から1本の鎖のようにつなげて、正確な取引履歴を維持しようとする技術です。

ブロックチェーンの基本的な仕組み

①取引履歴(ブロック)が、暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげるかたちで記録される
②1つのブロックは、合意された取引記録の集合体と各ブロックを接続させるための情報(前のブロックの情報など)で構成されている
③ある取引について改ざんを行うためには、それより新しい取引についてすべて改ざんしていく必要があるため不可能

よって、ブロックチェーンは、 データの破壊・改ざんが極めて困難な仕組みとなっています。

ブロックチェーン化された取引記録は、複数のシステムがそれぞれ情報を保有し、常に同期が取られる「分散型台帳」という仕組みで管理されています。よって、一部のシステムが停止・故障しても、システム全体の運行・稼働に与える影響を抑制することができます。

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仮想通貨の基本的な仕組み

①電子署名
②ブロックチェーン技術
③マイニングによる取引承認

①電子署名
電子署名とは、インターネット上の署名のこと。電子署名のおかげで、送金者の特定や不正送金の防止ができます。

②ブロックチェーン技術
ブロックチェーンとは、トランザクションを全て記録している台帳ネットワークです。そのため、情報が分散管理されています。複数のトランザクションをまとめたブロックが、鎖のようにつながっているため、ブロックチェーンと呼ばれています。

③マイニングによる取引承認
マイニングとは、取引を承認するために行われる行為です。新しいブロックを、既存のブロックチェーンにつなぐことで取引が承認される仕組みとなっています。

仮想通貨のメリット
①ボラティリティが高いので、大きな利益を出すことができます。1日で数十%〜数倍まで上昇するアルトコインもあります。
②時間や場所に縛られずに、取引が可能です。株式投資と違って、24時間取引ができます。
③少額から取引を始められます。株式やFXと比べると、仮想通貨取引は少額から始められます(最小1円単位)。
④海外への送金や決済が手軽にできます。個人間の直接取引であるため、すぐ着金できたり、手数料が無料もしくは安くあがります。

仮想通貨のデメリット
①価格変動が大きく、決済手段としては課題が多いです。相場の動きが激しく、決済に使える店が現状少ないです。
②国による価値の保証がない上に、ハッカーに狙われやすい側面があります。

アルトコインとは

アルトコインとは、 ビットコインの後に登場した仮想通貨の総称です。ビットコインの代わりのコイン(alternative coin)を略して「アルトコイン(altcoin)」と呼ばれています。

仮想通貨の代表的な銘柄
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LSK)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
ステラルーメン(XLM)
クアンタム(QTUM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
アイオーエスティー(IOST)
エンジンコイン(ENJ)
オーエムジー(OMG)
パレットトークン(PLT)
サンド(SAND)

まとめ

仮想通貨とは、 インターネット上でやりとりできる財産的価値のこと

仮想通貨の特徴としては

①発行主体や管理者が存在しないもの
②インターネット上で、不特定の者に対する取引に利用できる
③法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互交換できる
④銀行などの第三者を介することなく、財産的価値をやり取りできる仕組み
⑤「交換所」や「取引所」と呼ばれる事業者(仮想通貨交換業者)から入手・換金
⑥法定通貨ではない(国は関与していない)

仮想通貨はボラティリティが高いために、株式投資以上に投資へのリスクも高く、逆を言えば儲けることができます(ハイリスクハイリターン)。しかし、国による価値の補償がない(法定通貨ではない)ため、基本的には自己責任管理となり、基本的には生活余剰金(なくなっても生活が困らないお金)を仮想通貨に充てるべきと考えます。

また、仮想通貨は株式投資と違って24時間365日取引ができたり、海外への送金も早く手数料もほとんどかからないというメリットがあります。国によっては、仮想通貨を利用する比率が高くなっているところもあります。今後の動向が気になりますが、Web3.0に向けては必須のツールになりそうです。

ブロックチェーンは、データの破壊・改ざんが極めて困難な仕組みとなっています。そのため、仮想通貨やNFTが成り立っています。

①取引履歴(ブロック)が、暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげるかたちで記録される
②1つのブロックは、合意された取引記録の集合体と各ブロックを接続させるための情報(前のブロックの情報など)で構成されている
③ある取引について改ざんを行うためには、それより新しい取引についてすべて改ざんしていく必要があるため不可能

上記のような技術のため、Web3.0の世界に向けてますます活用されていくと予測されています。

以上、仮想通貨とブロックチェーンの基礎の基礎を説明しました。今後、Web3.0に向けては、避けて通れない仮想通貨とブロックチェーン技術。今から触れておくことで、先行者利益を得る可能性も高まります。ぜひ、今後は今回の知識を深堀していきたいところです。

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